周術期管理チーム認定受験までの準備【2025年11月受験版】

認定試験準備

周術期管理チーム認定を取得したい

周術期管理チーム認定を取得したいな

最短2年前から準備が必要ですよ!!
実務経験も必要です

2025年4月1日 周術期管理チームのホームページにて 2025年11月受験について新しい情報がありました。この情報についてまとめてみました。
2025年度認定制度・筆記試験スケジュール

実務経験

実務経験は職種によって違います。
申請の際は、現在勤務先の施設長の名前と公印、過去に勤務していた実務を経験年数に含めたい場合は、過去の勤務先の施設長の名前と公印が必要となります。

実務経験

  • 看護師
    • 看護師免許を取得後、麻酔科標榜医が年間200症例以上の麻酔管理を提供している施設での手術室又は周術期管理センター等の勤務が満2年以上あること
  • 薬剤師
    • 薬剤師免許を取得後、薬剤師としての病院・診療所勤務歴を3年以上有し、そのうち2年以上の周術期関連の実務経験があること
  • 臨床工学技士
    • 臨床工学技士免許を取得後、手術室、周術期管理センターまたは集中治療部(救急部門含む)の臨床経験が3年以上であること

申請の書類はフォーム画面で作成していきます
基本手書きは不可となっています。

周術期管理チームのホームページよりログインし必要事項を入力して、最後に印刷する流れとなります。何度も印刷できますが、印刷する度に識別番号が発行されているようです。
署名Noと署名は手書きとなります。

(フォーム注意書きより抜粋)
職務経歴(注意)手書きの追記は不可。(署名No.欄以外)
周術期関連業務に○印がある職歴全てにおいて、当該施設長の証明(署名・公印)が必要となります。署名取得後に署名欄の番号を職歴の右端の署名No.欄に記入してください。(署名は施設ごととし、周術期関連業務以外は不要です。)

受講歴(職種によって違いあり)

2025年11月に受験する場合、2025年開催のセミナーは対象外です
看護師、臨床工学技士はさらに各学会やセミナーの証明書が必要です

申請するすべての受講歴について、受講証明書の提出が必須となります

  • 看護師・薬剤師・臨床工学技士 
    (申請する年の3 年前の4 月1 日から申請する年の3 月31 日までの間に,日本麻酔科学会が主催,または共催する周術期管理チームセミナーへの2 回以上の参加実績,あるいはこれに相当するelearningの受講実績があること)
    • 1.日本麻酔科学会が主催または共催する周術期管理チームセミナー参加実績
      • 2022 年度第15 回周術期管理チームセミナー
      • 2023 年度第16 回周術期管理チームセミナー
      • 2024 年度第17 回周術期管理チームセミナー
      • 2023 年度開催 各支部周術期管理チームセミナー(北海道・東北、関東甲信越・東京、東海・北陸、関西、中国・四国、九州)
      • 2024 年度開催 各支部周術期管理チームセミナー(北海道・東北、関東甲信越・東京、東海・北陸、関西、中国・四国、九州)
    • 2.日本麻酔科学会が開講するe-learning講座修了実績
        (※)5講座で1回のセミナー参加実績に相当します。
  • 看護師
    (申請する年の3 年前の4 月1 日から申請する年の3 月31 日までの間に,日本手術看護学会が主催する年次大会(地区学会含む)あるいは麻酔看護研修に,2 回以上の参加実績があること)
    • 日本手術看護学会が主催する年次大会(地区学会含む)、あるいは麻酔看護研修
      • 2022~2024 年度に開催された年次大会、地区学会、麻酔看護研修
  • 臨床工学技士
    (申請する年の3 年前の4 月1 日から申請する年の3 月31 日までの間に,日本臨床工学会または日本臨床工学技士会主催あるいは共催の指定セミナーに1 回以上の参加実績があること)
    • 日本臨床工学会または日本臨床工学技士会主催あるいは共催の指定セミナー
      • 2022~2024 年度に開催された日本臨床工学会、日本臨床工学技士会主催・共催の指定セミナー

注意!! 2025年11月に受験する場合2025年開催のセミナーは対象外です

認定料

申請(審査料+受験料)に1回、合格後に1回支払う必要があります。
審査不合格の場合、受験できません
受験資格が満たされているかしっかり確認しましょう。

①受験料(審査料)10,000円(申請時支払)
②登録料20,000円(合格発表後支払)

受験申請をする!(5月15日受付開始)

まず

  • 実務経験が満たされているか確認
    (転職前の周術期経験が必要な場合、過去職場の公印を取得できるか)
  • 受講歴を満たしているか確認

上記確認できたら

  • 2025年5月15日~6月30日 受験申請受付
  • 2025年9 月20日頃 受験資格審査結果
  • 2025年11月15日 試験
  • 2025年12 月20日頃 合格発表
  • 2026年3月中旬 認定証送付
  • 2026年4月~ 認定活動開始

最短2年の場合の注意事項!!

受講歴がギリギリの計画だと、自然災害などの不可抗力に注意です。

2023 年度第16回周術期管理チームセミナーですが
6月3日(土)大雨の影響で東京ー名古屋間の新幹線が運転見合わせとなりました

正午頃再開も夕方過ぎまで混雑…大雨による東海道新幹線の運転見合わせ 名古屋駅は列車待つ人等で混み合う | 東海テレビNEWS
『正午頃再開も夕方過ぎまで混雑…大雨による東海道新幹線の運転見合わせ 名古屋駅は列車待つ人等で混み合う』

救済措置はありませんでした。
前日現地入りなど検討した方がよいかと思います。

周術期管理チーム認定制度ホームページより

受験勉強!!

何からはじめればいいの?

申請後から、受験勉強を始める人もいるかと思います。

すでに始めている人は大丈夫かと思いますが、まだの人達の為に以下アドバイスとなります。

まずは、どんな問題が出題されるか練習問題を見てみましょう。

練習問題①-1

初見ではまず解けないと思います

「周術期管理チームテキスト第4版」を読むことからはじめても、あまり頭に入ってこない人が多いと思います。

勉強法の提案です。5月申請から11月まで約6ヶ月、間に合います!頑張りましょう。

勉強法提案

公式過去問 

周術期管理チームテキスト第4版

  1. 2024年問題を「周術期管理チームテキスト第4版」を見ながら解く(1日5問1ヶ月)
  2. 2024年問題をもう一度自力で解く。(2日)
  3. 2023年問題を「周術期管理チームテキスト第4版」を見ながら解く(1日5問1ヶ月)
  4. 2023年問題をもう一度自力で解く。(2日)
  5. 「周術期管理チームテキスト第4版」読み込む(2週間)
  6. 2022年問題をもう一度自力で解く。(2日)
  7. 日本麻酔科学会発行のアナフィラキシーに対する対応プラクティカルガイド、術中心停止に対するプラクティカルガイド、周術期禁煙プラクティカルガイド、安全な鎮静のためのプラクティカルガイド関連の過去問をしっかり押さえる。(特に禁煙は毎年出題されます)
  8. 過去問がほぼ100%になるまで解く

上記終わったら是非、当ホームページ 練習問題 にチャレンジしてみてください

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